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防衛機制とは

2019/04/04
 
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米国認定NLPプラクティショナー・元靴職人 10代の頃から憧れていた夢の職場で働くも、2年目で鬱を発症。 心理学を学びながら行動していくうちに自力で克服し、今では他にメンタル改善につながる方法はないか調べながら自分で検証しています。 現在では資格を取得してカウンセリングも行っています。 趣味は読書で月に5~10冊です。 サッカーとラーメンが大好き!

なにか嫌なことが起きたとか、我慢しないといけない時など、日常的にそんなシーンに出くわすことはありませんか?

「うわぁ…やだなぁ」なんてシーン、人によって様々ですが、全くない人はいないかと思います。

そんな時、人の心はどんな風に動いているのかを今回はご紹介します。

これを知っておくと、いま自分はどのような心理が働いているのかを客観視できますので非常に便利です。

いやー!と思った時に起きている心理とは

不快な欲求や、過去の嫌な体験から自分自身をさまざまな方法で守ることを防衛機制と言います。

その辺についてはこれから詳しく解説していきます。

たくさん種類がありますが、代表的なものをご紹介していきます。

抑圧

抑え込むイメージ
無意識に抑え込む

嫌なことから 自我を守るために発生し、無意識的に抑え込むことを抑圧と呼びます。

この抑圧が防衛機制では最も基本になる考え方です。

誰もが経験したことあると思います。

例えばトラウマがあったら無意識に遠ざけたりしませんか?

わたしの例で挙げますと、声を荒げて怒るような場面でも、無意識に怒鳴らずに黙り込むことが多いです。

それはきっと 小さいころ両親が大喧嘩をして、母が泣いているのを見て以来そうなったのだと思います。

反動形成

反動形成の図
好きなのにイジワルする人っていますよね

反動形成とは、欲が言動に現れそうになるとき、これを抑制しようと逆の行動をとることを言います。

恋愛でもよく見かける事象ではないでしょうか。

例えば、小さな男の子が好きな女の子にイジワルしたり、思春期くらいに入ると好きな人にはツンツンしたり。

あぁいった事象のことを反動形成と呼びます。

これを知っていないと恋愛は失敗すると言っても過言ではありません。

と、言いますのも過去私はこの反動形成を知らずに、当時お付き合いしていた女性から「嫌い」と毎日言われて、お別れた経験があります。

もっとしっかりコミュニケーションとっておけばよかった…と後悔しても後の祭りです。

こんなことにならないように、恋愛でもご家庭でも反動形成のことは知っておく必要があるでしょう。

その経験があるからこそ、今は幸せな恋愛ができていますけどね。

恋愛以外であげられるのが、自分に対する行動です。

例えば欲しいものがあったとして、買いたいけど買っちゃいけない…高い…なんて場面があったりすると、そのもの自体を買いたくなくなるように欠点を探したり、既に持っている人を非難したりするなども反動形成です。

同一化

むげらーの写真
憧れた人の見た目を真似をしていた時期

自分にないものを憧れている人がもっていて、それを真似することを同一化と言います。

わたしも以前は同一化真っただ中でした。

社会人に2年目から鬱になったのですが、いま振り返るとこの時期くらいから服への執着が激しくなったように思います。

私はUVERworldのTAKUYA∞さんに憧れていまして、 地位や名声、そして自信など。自分にないものを彼が身につけているもので補おうとしていたのかもしれません。

きっと自分にないものを服に求めることで、自分の心を守ろうとしていたのでしょう。

ちなみに、同一化とは受け入れがたい現実や叶えられない現実を満たすために誰かの真似をすることを指します。

受け入れがたい現実を認めて行動するのではなく、他人の真似をして自分らしさを抑え込んでしまう傾向があります。

一番怖いのが、本人はこれに気づいていない場合です。

他人から批判を受けてもあまり動じません。

当時の自分がまさしくそうでした。

今はもう同一視をしなくなったので、服は買っていませんが、当時TAKUYA∞さんが着ている服を真似して買っている私のことを、彼女は不安視していたそうです。

もし、自分のことを客観視できていないなら、同じような人たちの集まりに行くといいでしょう。

他人を自分の鏡として見たとして、どんな感情になるかを探ってみましょう。

同一視して嫌でなければ、それでいいかもしれません。

ただし、受け入れがたい現実を受け入れず、気付いた時には自分らしさってなに?っとならないように注意が必要です。

合理化

○○だから××は正しい!←本当に?

合理化とは何かにつけ理由をつけて「これは正しい」と思い込む防衛機能です。

例えば先ほどのTAKUYA∞さんの話で言いますと、公式ブログの内容を見てみますと身長・体重・骨密度・水分量まで同じだったのです。

そうなると首から上しか異ならないから、見た目を真似したくなる…。

そんな気持ちが生まれてきて、正当な理由を探していたように思います。

これはまさしく合理化でしょう。

私は顔以外、体型が同じなのだから、ファンとして同じ服装をするのは当たり前。

当時の自分は本気でそんなことを思っていました。

他の例でいえば、恋愛で振られたときに「あいつは見る目がなかったから振ってきたんや」とかもいえるでしょう。

自分の言動が合理化になっていないか、一度客観視してみてください。

人は無意識に「これはこうだから正しい」

そんな風に正しい理由を探しがちです。

思考の偏りが発生していないか、客観視するのが大切です。

昇華

ランニングすることで昇華しようとしている図
ストレスをスポーツで発散しよう

昇華とは社会的な生活では発散することができない欲を、別の異なるもので発散することです。

例えば仕事でストレスが溜まって、会社で怒鳴り散らしたりすると、人間関係に支障をきたすかもしれません。

そのときにカラオケに行って大声で歌うこと、これが昇華になります。

ランニングなどのスポーツで発散することも昇華にあたります。

たまに怒りに身を任せてモノを壊したりする人がいます。

これは昇華とは呼びません。代償と呼びます。

昇華は社会的に容認されない欲望を、社会的に容認される形で発散することです。

自分の行動が社会的に問題ないか、確認する必要があるでしょう。

ストレスが溜まっていて、発散したい人はランニングがおススメです。

ランニングの効果はたくさん書いてきましたので、ここでは割愛しますが、走ったあとの爽快感は昇華に当てはまります。

もしくは筋トレも有効です。

テストステロンが分泌され、ストレスに強い身体にもなるからです。

否認

NOの図
認めることができない

否認は日常よくおこることです。

否認とは自分にとって不快なことは聞く耳たずのことを指します。

たとえば、自分の短所を友達に言われたとします。

その時に素直に聞くことができるか、できないかの差です。

否認という防衛機能が働けば、他人の話に耳を傾けなくなり、自分にとって都合のいい情報しかキャッチしなくなるという恐ろしい状態になります。

これは会話しているとよくわかります。

とくに鬱やストレスを感じている人ほど批判に弱いので、否認という防衛機能が働く人が多いのかもしれません。

過去の話で言いますと、同一視をしていて、なかなか抜け出せていない人に、この事象を説明したところ、縁を切られたこともあります。

「は?なんでそんなん言われなあかんねん?てか俺そんなんちゃうし。」

どれだけ丁寧に言っても、そんな風に突っかかってくる人もいますから、現実的に考えたら、親友でない限り放っておくのが賢明かもしれません。

補償

補償はアドラーが提唱したもので、欠点を他の長所で補うという考え方です。

スポーツを例で挙げますと、サッカー選手で背の小さい人がいたとします。

そんな方がヘディングなどで勝とうとしても、背の高い人の方が優位なわけですから、勝つのが難しくなります。

ヘディングで勝てない代わりに、背が低いとドリブルタッチが細かいなどの特徴を生かしてドリブラーになったりするなど。

世界的に有名な選手ならメッシです。

彼は170㎝とサッカーでは背の低いタイプで、あまりヘディングはしません。

ただしボールを持たせると非常にドリブルが上手い選手です。

このように、欠点を他の長所を使ってカバーするという考え方になります。

投影

他人は自分を映し出す鏡

投影とは、自分の欠点を他人に映し出し、あたかも他人の欠点のように指摘することを言います。

また、自分の受け入れがたい感情や考えなどを、他者が自分に対して発してきた感情・考えとして捉えることとも言います。

例えば、自分の周りにはステキな人がいない。みんな意地悪だし、性格悪いし、人当たりが良くない…なんて思っていたとします。

はたして本当に全員が意地悪で、性格悪くて、人当たりが良くないのでしょうか。

全員ではないのではないでしょうか。

きっと自分がそうなのにも関わらず、そこを認めたくなくて他人の特徴として言っている可能性が高いです。

もし、身に覚えがあるようでしたら、すぐにでも自分の性格を客観視することをお勧めします。

これも「あぁ、知ってるよ。投影ね。」

なんて声が上がるかもしれませんが、自分を認めない人ほど陥っている場合があります。

自分を認めずにいると、他人を認めるのが難しくなるからです。

これぞまさしく投影です。

退行

退行のイメージ図
これまでできていたのに、何かがきっかけでできなくなる

退行とは、今よりも幼い過去の自分のように行動することです。

たとえば、小学生くらいの男の子がいて、その下に弟が生まれたとします。

両親が弟のことばかりに目を向けて、お兄ちゃんは相手にされません。

その時、今までなら一人で着替えなどもできていたのに、「できない」などと言うのが退行にあたります。

ちなみに、カップルでべたべたに甘えてくるのは防衛機制ではありません。

なぜならストレスがかかる状況ではないからです。

知性化

知性化のイメージ図
どんどん勉強していく

知性化とは、不安を起こす感情を意識しないために、その感情と距離をおいて、知的に判断しようとすることをいいます。

  • 将来の不安に対して色々な知識を集め、不安を解消する。
  • 恋愛で振られるのが怖くて、恋愛に関する情報を 調べまくる。

こんな経験ありませんか?

防衛機制の中でも最も良い類だと思っています。

知識は武器になりますし、無知よりしている方が得なことが多いです。

不安だからこそ行動ができる。

不安になりすぎないように、その辺注意が必要です。

例えば瞑想を取り入れて感情をコントロールするなどがおススメです。

さいごに

たくさんある防衛機制の中でも代表的なものをご紹介しました。

防衛機制は悪いことだけではありません。

心の機能として理解しておけば、相手がどんな状態か理解することもできますし、また自分がどんな状態なのかも客観的に分析することができます。

日常使える知識ばかりですので、ぜひ活用してみてください。

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